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2024年11月 1日 (金)

IC-7610 ファームウェア―Ver’1.41→1.42

 IC-7610のファームウェア―変更が7 Jun 2024付けでiCOMより
・[USB 2]ポート(I/Qデータ出力用)を使ったHDSDR(フリーSDRソフトウェア: https://www.hdsdr.de/)との通信でエラーが発生する不具合を修正
・その他軽微な変更
の件について公開されていました。

 気付きが遅く31 Oct 2024にiCOMホームページよりVer'1.42ファームウェア―をトランシバーのSDカードにダウンロード、インストールを済ませました。今回はMain CPU項目のみの変更ですが、IC-7610の送受信はFPGAによる信号処理なので、DPD(Digital PreDistortion )も全バンド再調整しました。

Ic7610-ver142

バージョン情報でアップデート確認

 DPD調整方法はアンテナ出力に50Ωダミーロードを接続、「TUNER」 OFF、「IC-7610単体調整」、出力電力を最大値100%にセット、周波数については各バンドで利用率の高いWSJT FT8メイン周波数にセットし「調整開始」をタッチ、10%→50%→100%と自動で進行し「✔ 👤」が表示され終了です。

Ic7610-dpd-set-up
DPD調整

 「1.8M~50M」の周波数で調整終了出来たら「MENU」を押して、「DPD OFF」をタッチして「DPD ON」として運用開始です。

Ic7610-dpd-off_on

DPD OFF→DPD ON

 DPD機能によりIC-7610単体でも優れた相互変調歪特性となり、FT8モードでスプリアスが低減されクリーンな送信波でQSO可能となります。

IC-PW2へ接続すればDPD機能の本領発揮なのですが、エキサイターのスプリアス低減を期待してDPD ONでJRL-3000FやIC-PW1をドライブして1kW運用しています。(希望的観測♡IC-PW2)

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