ROTATOR SET RC5A-3のCCW MAN操作時に回転不良発生
RC5A-3 Rotator Contのマニュアル側CCWで回転させると、以前からリレーチャタリングが短く発生しガンバッテ回転していましたが、突然その時が来たのです・・・回転拒絶!!
Rotater 2台稼働中、不具合発生はCD社のRC5A-3(左)
現象
MAN(マニュアル)のCCW(左回転)側でリレー(K1)のチャタリングのため回転不良が発生した。(CCW左回転動作せず、CW右回転は良好)
原因
回路図面のダイオードCR6(10D-1)のショートか平滑コンデンサーC8(22μF/35V)の容量抜けではとADXAのOMよりメール指導があり、パーツを基板より取り外し、テスター(×10Ω、×1kΩ)でチェックしたがどちらも正常でした。
RC5A-3のCCW/CW制御図面
基板上のリレー、ダイオード、平滑コンデンサー
処置
取り外しチェックしたCR6、C8を半田付けし復元した。その際に2カ所の不良と思われる箇所を手直した。
1. C8を半田付け復元の際に、R13の片側がプリントパターンに半田付けされていない様で半田盛付けした。
2. コントロール基板をケースにビス固定した際に、底側から覗いた時にプリントパターンの一部がケースに接触している様に見えたの(黄丸)で、基板とケースの間にプラスチックのワッシャーを挿入し基板をビス止め固定した。
コントロール基板固定ビス(黄丸:絶縁ワッシャー挿入)
結果
リレーやCCW/CWスイッチ不良が脳裏を過ぎり奮闘の末、RC5A-3のMANのCCW側は正常動作となり、回転不良の原因が判らぬままメンテナンスを完了した。
懇切丁寧に原因を究明し、助言を戴いたADXA OMに大感謝と御礼申し上げます。
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