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2022年10月の1件の記事

2022年10月18日 (火)

窓飾り「角の2本ある送信管」

 シャックの物置に入れてあった「角の2本ある送信管」を出窓に飾り、通りを歩く住人の目を引かせているつもりです。かれこれ10年程になりますが、「良いね~」と言ってくれた人はADXAの仲間だけでした。

Dscn1312
左から5T31(TOSHIBA)  4P55(TOSHIBA)  6P80(NEC)
 

 これら送信管はすべて戴き物で、久々に埃払いや乾拭きして並べ直しました。左端の5T31は専用ソケットをプラスチックトレイに取付た台座、2個のキャップはアルミツマミで代用、中央の4P55は丸い飾り板を組合せランタン風に仕上げ、右端の6P80は専用ソケットの4カ所にコア材による架台、などと送信管が見栄えする様に一工夫して出窓にセッテングしています。

・・・「陳列の各送信管について」・・・

Dscn1315
5T31 TOSHIBA
USA名称 450TH
三極直熱管・高μ出力管(使用最高周波数40MHz)
寸法 310mm / 127mm
フィラメント電圧 7.5V / 12A
増幅率μ 38
陽極損失 450W
陽極電圧 4kV / 400mA
励振電力 34W
出力電力 1kW

Dscn1314
4P55 TOSHIBA
五極傍熱管・電力増幅管(使用最高周波数25MHz)
寸法 160mm / 75mm
フィラメント電圧 6.3V / 2.6A
陽極損失 120W
陽極電圧 1.25kV / 200mA
励振電力 0.1W
出力電力 150W
    
Dscn1313
6P80 NEC
五極ビーム傍熱管・電力増幅管(使用最高周波数30MHz)
寸法 310mm / 165mm
フィラメント電圧 12V / 20A
陽極損失 600W
陽極電圧 3kV / 300mA
励振電力 6W
出力電力 305W
  
💡 ガラス球(送信管)のどこが好きかの問いには・・・曲線美やヒーター点灯時の暖かさで、動作中の球を見ていると安らぎを感じます。
ガラス越しに電極が見えるのも魅力の一つ、プレートが赤くなると「おっ、難儀しているな」と励振電力を押さえて、長持ち(長生き)する様に手助け出来ます。

 半導体では壊れて初めて気づきます・・・💥無理させ過ぎたかな!!
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 【追記】
 「角の2本ある送信管」記事を読まれた齋藤omより、P250,2H66,7F63の3種類の真空管を戴きました。
P250 JRC 1950年12月製 (HF帯送信機 500W A1)
2H66 TOSHIBA (上記送信機 電源部 水銀整流菅)
7F63R JRC 1954年11月製 (HF帯送信機 2kW A1)
真空管の使用箇所や状態、コールサイン入り無線局(業務局)などが同梱のお手紙に紹介されていました。
齋藤omへ、貴重なお宝を戴き感謝申しあげる次第です。

早速、缶の蓋と木球4個を工夫してP250の置台を作り「角の2本ある送信管」の出窓ギャラリーへ飾り付けました。

Dscn1318
P250 JRC
五極直熱管・電力増幅管(使用最高周波数25MHz)
寸法 228mm / 123mm
フィラメント電圧 12V / 8.5A
陽極損失 420W
陽極電圧 2kV / 500mA
励振電力 5.67W
出力電力 600W

Dscn1319
左から6P80(NEC),P250(JRC),4P55(TOSHIBA),5T31(TOSHIBA)
 仲間入りしたP250送信管(五極直熱管)、通り歩いて気が付けば「おや? 一本多くなってるぞ!」、収集家なのかと思われるかもHi
だだの送信管好きの家主です・・・さて、P250のソケット探索でもとPCに電源を入れました。

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