フォト
2025年6月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 余った軽量物の荷締めベルト活用 | トップページ | 窓飾り「角の2本ある送信管」 »

2022年7月21日 (木)

UHFセラミック送信管 5F60Rの木製台座

 通称F球と呼ばれているセラミック送信管を数本をガラス戸棚に飾って日々眺めています。サイズの大きい7F31Rなどはどっしりと鎮座していますが、今回紹介する5F60Rは小型のセラミック送信管の部類で、そっと立て置いても微振動で倒れてしまいます。
そこで、前回Sメーター製作時に刳り抜いた丸い木片(60φ、15mm厚)を加工して5F60Rの台座として製作してみました。

5f60r_20220722113401

木製台座に鎮座する 5F60R(刻印:1973 9.)

 💡-歴史- 日立製作所 茂原工場ではセラミック封止のUHF四極管4F16R,5F20RAの製造(1959年)に続き、1960年には日立独自のUHF送信管5F60Rが開発された。5F60Rは4F16Rと同様に高周波特性の良い同軸端子構造を採用しており、許容陽極損失は4F16Rの150W、5F20RAの250Wに対して5F60Rは450Wと大幅な増加である。
5f60r_20220723125101

5F60R構造図 強制空冷

 木製台座の加工について60φ、15mm厚の丸い木片のセンター穴を11mmのドリル歯で拡げて、真空管構造図の最下部ヒーターリングを差し込むようにします。全体を紙ヤスリで磨き、真空管名をレタリング後にロウソクの蝋を塗り、ヘアードライヤーの熱風で蠟が溶けて表面につやが出てきたら仕上がりです。
Photo_20220721144401
台座部
 完成品を飾り、ガラス戸棚を少し揺すってみましたが、台座の真ん中の穴へ差し込まれたUHFセラミック送信管5F60Rは倒れることなく鎮座しています。👀

« 余った軽量物の荷締めベルト活用 | トップページ | 窓飾り「角の2本ある送信管」 »

コメント

 ある時は板金屋、またある時は指物師、しかしてその実態は・・?。」 って感じですね。 ついでに台座を漆塗り出来ればもっと「映える」かもね。 球が5F35Rなんかだったら、真ん中の穴以外に細穴をもう8個でしたね。 hihi

もしかしてその実態は・・・ド素人!!

当初は赤色塗装を準備しましたが、ウクライナ侵攻の国旗の色なので××、そこで、ちょっと洒落た?蝋塗装としてみましたがHi

5F35Rでしたら初めにセンターのガイドピンの穴をほじくり、次にF球を押し込んで8本の足による凹みをチェック、そこへドリル歯を当てて挑戦しますよ~

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 余った軽量物の荷締めベルト活用 | トップページ | 窓飾り「角の2本ある送信管」 »