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2022年2月の2件の記事

2022年2月21日 (月)

ICT-18 CI-V Interface Reassembly

 IC-7800/IC-7000をパソコン(PC)でDigital modeの運用時はCI-V(Communication Interface-V)をPC(USB Seriarl conv)に接続してWSJT-xなどのアプリでトランシバーのバンド、周波数をコントロールしています。PCへ接続されたCI-Vのデータはロギングや他機器アプリでのコントロールにも使われてます。

 複数台の機器のCI-Vをパラレル接続してPCアプリからコントロールする場合でも安定に動作する「ICT-18(ICT-Kuwa/JA4BUA製)」(小型プラスチックボックス)を入手していました。これをアルミダイキャストボックス(W:140mm,H:40mm,D:70mm)にして、頑丈で長持ちしそうな「ICT-18改造型」へReassemblyしました。

Dsc_0036
ICT-18 改造型(黄枠)

 改造に使ったアルミダイキャストボックスはCI-Vターミナルの4端子パラレルBOXとして製作したものを再利用、入手したICT-18ユニット(ICT-18 Ver1.2 (25mm×30mm))を別基板上にウレタン材で貼り合わせ固定し布線しました。
基板を写真の様に配置したのはネジ穴がそこにあったからで、他意はありませんHi
CI-V通信表示のLED取り付けは元穴3mmφに差し込み超強力接着剤で固定し、USBケーブルはブッシュを通しています。
Dsc_0038
ICT-18 Ver1.2ユニット(矢印)

 元型の「ICT-18」は下記の写真で小型軽量に仕上げられています。大きさがW:80mm,H:20mm,D:45mmのプラスチックボックスです。
Ict18
ICT-18

 最近のトランシバーはデジタルモード運用時にPCとUSBケーブル接続のみで運用できるスタイルになってきています。しかし、CI-Vを複数機器にパラレル接続する場合はICT-18は必要です。
頑丈で長持ちしそうなアルミダイキャストボックスへReassemblyした「ICT-18改造型」を活用し、DX QSOを存分に楽しみたい心持です。

2022年2月 7日 (月)

IC-7610 ザ(座)・Sメーターの工作(v1.0,v1.1,v1.2)

 近年、トランシバーのSメーターは液晶表示がほとんどで、アナログ/デジタルの切替で画面を見つめてます。下画面はアナログ表示で28MHz CW SPLITを運用している様子です。

7q6m
 IC-7610の取説を読んでいて「METER」ジャックとして外部メーター仕様が気になり、メカニカルなSメーターを机上に置いて楽しもうとジャンクの電流計で工作してみました。
取説にはメーター信号出力として
・最大出力レベル(Eo)  DC5V
・出力インピーダンス(Zo) 4.7kΩ
レベル設定はMain/Subと別々に調整できます。
【MENU】⇒【SET→外部端子→外部メーター】と記載されていました。
上記の電圧Eoと出力インピーダンスZoから電流Ioを求め、Io=Eo/Zo≒1mAとなるので直流電流計1mA FS(フルスケール)を探しました。

👀 100mm(H)×120mm(W)の大型電流計1Aで内部の分流器を取り除き何とか使えないかと、トライした結果2.5mA FSと判明し、あきらめて別途1mAの電流計をチェックしました。
👀 80mm×80mmの真っ黒な樹脂製の1mA直流電流計(Fe)「KUWANO ELECTRICAL INSTRUMENT」Class2.5とあり、昭和中頃に製造されたもので、これを外部メーター「IC-7610 S-METER」として工作しました。
Smeter
IC-7610用  ザ(座)・Sメーター(v1.1)
💡ザ・Sメーターの台座&目盛り板の工作手順
台座、配線について
1. メーター台座はトランス取り付けジャンク部材(L字型)で元ネジ穴を利用しセットしました。
2. 台座の底に衝撃防止として粘着ソフトクッションを4個貼り付けました。
3. メーター端子に8Pラグ板を取り付け、3.5mmφ用ステレオジャックとバイパスコンデンサー(220pF)を半田付けしました。
目盛り板について
1. メーターのガラス側のケースを慎重に外します。今回の場合は後ろ側4カ所のビスを外し分解しました。
2. メーターパネル(アルミ板)を固定してあるネジ2本を指針に十二分注意して外します。
3. メーターパネルの印刷してある裏側(アルミ地)にラベル用紙に印刷した目盛り板(IC-7610版)を貼り付けます
目盛り板紙(IC-7610版)はメーターパネルへの位置合わせを済ませ、カットしてから貼り付けしました。
(目盛り板は60%の縮小設定で印刷しました)

💡IC-7610目盛り板の作り方
 IC-7610の液晶画面をアナログ表示にセットして、デュアルワッチモードにて画面Sメーター指針をMain S5、Sub S+50dBにRF GAINで設定します。この表示画面をキャプチュアし、Winアプリのペイントに貼り付けます。
黄枠のメインとサブをS9近くで切り取り、Sメーター指針が消去されるように合成します。メーター画像が黒地なので黒ベースに合成するときれいに仕上がります。

Ic7610
IC-7610液晶表示画面(黄枠を切り取り)
 
 このザ・Sメーターに対してIC-7610の「外部メータ出力レベル」設定は80%で液晶メーター指示と同値になりました。
目盛り板上のメカニカルな針の動きを見ていると、レトロな時の流れが心を癒してくれます・・・
 団塊世代ですので真空管、レコード針、写真フィルム等を手にして懐かしんでいます。今回の工作動機はコロナ禍、BY人権問題、RAウクライナ侵攻、P5ミサイル発射など世情が目まぐるしく、どこか安らぎたいと思ったからです。

 ここで紹介した「ザ・Sメーター」は2作目だった、1作目が下記写真のモノですが挫折したのでした。


S-meter
4mmφ真鍮棒スタンド製(v1.0)
 この真鍮棒スタンドはすこぶる気に入って仲間の「ラグチュウルーム」に早々に紹介したのですが、メーター指針の零調の不具合でADXAのOMに相談している途中に、スタンドの変形を修正しようと膝部分に力を加えた瞬間「ポキッ」と折れてしまったのです。
折れた部分を半田付け補修しましたが剥がれてしまい、復旧をあきらめて2作目の「IC-7610 S-METER」(ザ・Sメーター)を工作した次第です。

『参考』
 使用した1mA 電流計(Fe)メーター目盛り板の元は白地に黒字の表示、指針は黒色でした。工作したIC-7610目盛り板は黒地なので指針を修正液を使い白く仕上げました。これが落とし穴、メーターを寝せると零調がOKなのですが、立てるとマイナス方向にズレて零調がNGとなってしまいました。
OMよりご教示があり「指針の支点から反対側の短い部分に細線が巻き付けてあり、指針のバランス調整は素人では無理」との事で、白く仕上げた指針が塗装で重くなり零調がズレてしまったのでした。

それならばと、細線が巻き付けてある側に修正液を盛ってバランス調整を試みました・・・数回塗り重ね上手くいった様な気がしています🍺

【追記】
 裸メーターに満足せず、飾り台(100mm×150mm×厚さ15mm)川合木工所製に穴あけ加工して、メーターや台座を取り付けてみました。3作目のザ・SメーターはIC-7610の外部メーター出力からのMain/Subを切り替えて針を振らせてます。
飾り台に取り付けたSメーターは写真の様にセットして眺めてます。


Dsc_0068
IC-7610用 ザ・S-METER(v1.2) 

 3作目で苦労した点は厚さ15mmの飾り台にメーターの丸穴64mmφを切り抜く工作でした。木工用ホルゾー60mmφをボール盤にセットして一番遅い回転で表裏からと少しずつ削る作業で切り抜きました。歯が薄く、切り込みが入ったホルゾーは≒64mmφ程度の仕上がりとなり、結果オーライでメーターはスッポリとはめ込むことが出来たのでした。

取り付けパーツは
1. メーター(直流電流計 1mA)
2. 6PのトグルSW(Main/Sub)
3. ステレオフォンジャック(EXT METERトランシバー⇔メーター)
4. 台座(ジャンク トランス取り付け鉄板)+鉛重石
5. 負荷抵抗4.7kΩ(合成)、バイパスコン220pF


Dsc_0070
飾り台裏面 & 銘板シール☆

 取り付けたトグルSW、フォンジャックは傾きを調整後に木工ボンドで固定しました。銘板シールはWordで作成し、数回の試し印刷で文字や穴の位置を修正したものをラベル用紙に印刷して貼り付け仕上げました。

 IC-7610のEXT METERにザ・Sメーター(1mA電流計)を接続し、デュアルワッチモ―ド時に6P SWを外部メーター出力MainへセレクトすればSubが無負荷となり逆も同様であると考え、無負荷側を出力インピーダンス4.7kΩで終端しました。

💡6P SWでMainセレクトの場合はSubが4.7kΩ終端、Subセレクト場合はMain4.7kΩで終端となるように工夫しました。(下図参照)

S-meter_20220308210901



Dsc_0071
メーター取り付け、シールを張り付けた正面

 木のぬくもりを感じながら、ザ(座)・Sメーター針の振れを楽しんでます・・・ロシアによるウクライナ侵略が停戦することを祈りつつ、ウクライナDXerのカムバックを期待してます。

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