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2020年5月 6日 (水)

160m Band Duplexerマッチング部の新周波数対応

 ついに「160mバンド JAPANの夜明け」、日本の歴代ローバンダ―が待ち望んだその日がやってきました。2020年4月21日付で1810~1825kHzから1800~1875kHz(=IARU Region 3 )へと周波数の追加割り当てが施行され、免許状記載(3MA)に準じて新周波数において即日運用可能となりました。

 使用しているタワーシャント フィードアンテナの1.8/1.9MHz Duplexer(整合/切替)で新周波数の帯域へマッチングさせるにはリモコン操作による真空バリコン(VVC)の設定範囲を拡げなければなりません。このため現用のサーボモーター(SERVO)S03T/2BBMG/JR(180°回転)では対応できずS125-1T/2BB/JR(360°回転)へ交換しました。

 

18_19mhz_duplexer_may_2020_20200506112801
1.8/1.9MHz Duplexer(黄矢印 SERVO360°)

 当初、Duplexr側のSERVO交換(180°→360°)だけと考え取り組みました。このSERVOのコントロールはPICアクチュエーター((有)トライステート社)のキットを使用しており、取説には「モーターは360°も可能」と記してあります。
そこでSERVO S125T-1T/2BB/JR(360°タイプ)を取り寄せ回転をチェックしましたが、設定ボリューム(ポテンシャルメーター)を上げていくと1回転、2回転・・・5回転、ついには回転が止まらず無限回転となりました。


180_360_20200507111501
SERVO(上180° 下360°)
 

18mhz
160m Band Tune Remort Control

 SERVOを1-2回転の範囲でポテンシャルメーターを設定して使用すれば良いのですが、バニアダイアルの目盛り数値が0~4くらいの狭い可変範囲に1800~1875kHzのマッチングをセットしなければならず、目盛り数値は読みづらくなります。

 何か良策がないものかと、ADXAのOTに図面を送り相談した結果

Pic12f675
PIC12F675アクチュエーター回路図

バニアダイアルの設定範囲を大きくするにはSERVOのSIGに送るパルス幅を設定する「ポテンシャルメーターへの供給電圧を下げてみては」との助言でした。試しに上回路図右端の+5V側に1kΩ固定抵抗をシリーズに接続し、バニアダイアル数値が0~10でSERVOは1回転半ほど回ることが判りました・・・相談相手のADXA OTへ大感謝です。
【考察】
 ポテンシャルメーター(設定ボリューム)に加わる供給電圧を下げるとは、PIC12F675のピン7,6番(AN0,AN1)に加わる電圧が低くなり、PIC内部のA/D(10bit)変換によりSIG端子のパル幅が狭くなりSERVOは小さな回転角となります。約半分ほどに下げたポテンシャルメーターからの電圧でSERVOを1回転半させるには+5V時よりバニアダイアルを多く回すことで、PICのA/D変換の入力電圧が調整(
パルス幅調整)され所要の回転角が得られると考えます。
【結果】
 早速、Remort control BoxとDuplexerをケーブル接続して1800~1875kHzまでのSWRをチェックしました。しかし、SERVOが1回転半では真空バリコン(VVC)によるマッチング補正が1865kHz付近までと回転範囲が少し足りません。そこで
ポテンシャルメーターへシリーズに接続した1kΩを減らしSERVOが2回転する抵抗値を探ってみました。
910Ω→860Ω・・・と交換した結果、390Ω(回路図 赤アンダーライン)でサーボモーター(SERVO)が2回転しました。バーニアダイアルの目盛り数値も0~10の範囲で広く読み取れ(下図:補正値表)、1.8MHz帯の周波数の追加割り当て分も含めて1800~1875kHzの帯域でリモートコントロールのVVCによるマッチングが良好に動作して
SWR≒1となりました。

Maching-data_20200521090501
周波数とバーニアダイアルの補正値(SWR≒1)
補正値については降雨、降雪、晴天などの天候により若干±の調整が必要となります。このシステムを組み上げる以前は傘や防寒姿でタワー基部のマッチングBoxを開き、深夜、早朝に目盛り位置へVVCを手動で調整していましたHi。

 1.8/1.9MHz Duplexerの改修による160m新周波数へのQRVでDXCC 200Entityを目指し、来シーズンのDXingを楽しみにしています。

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コメント

 上手くいきましたねぇ!!。 これで冬の楽しみが倍増ですね。(これから夏だってのに) 時々動かさないと、「イザ!」と言う時に動かなかったりして・・・・・と少し脅しておきますね。 Hi

エフさん、これからも回路図相手に「ご指導ご鞭撻」のほどよろしくお願いします。
「あとのまつり」にならない様にしようと考えサーボ360度を仕入れたのですが、
あとでサーボ関連をWebで検索したら、現用のサーボ180度の内部の出っ張りをこじれば360度に仕上げることが出来るとの事でしたHi

☆ PICアクチュエーターキット改修はメーカーサイトにも記載されておらず、ポテンシャルメーターフルスケールで360度サーボを2回転させたことは素晴らしい成果です【VY TNX】

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