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2019年5月の1件の記事

2019年5月20日 (月)

同軸切替器CX210Aのリペア

 とあるBandでSWRが∞方向へピク付き発生、アンテナ単体をアナライザーでチェックしましたが異常なし、アンテナの切り替え時に写真(同軸切替器)の2口側のMコネ座の緩みを見つけザウルスペンチで締め直して再チェック、コネクターを弄るとまたもや接触不良が発生するのでした。

長年愛用してきた同軸切替器「CX210A」が老朽劣化NGと判断して新品購入考えました。そこで、ダメもと
接触不良の原因を探りたくビス4本を外し裏ブタを開けて分解してみました。

Cx210a
同軸切替器 CX210A DIAMOND ANTENNA

 さすがにしっかりとしたアルミダイキャスト構造で分解掃除くらいで修理完了とはいきませんでした。一旦バラしたら下記の特性は維持できませんがHF帯ならばと考え、接触不良個所を見つけたく分解組み立てに挑戦してみました。

同軸切換器CX210A【1回路2接点】

外形寸法:W71×H57×D42mm
重量:440g
周波数範囲:DC〜1000MHz
インピーダンス:50Ω

入出力コネクター:M-J
VSWR:1.05以下(DC〜500MHz)、1.1以下(500〜1000MHz)
挿入損失:0.05dB以下(DC〜500MHz)、0.1dB以下(500〜1000MHz)
アイソレーション(終端時):70dB以上(DC〜200MHz)、60dB以上(200〜1000MHz)
通過電力(SWR1.12以下時):1.5kW(DC〜30MHz)、1kW(30〜150MHz)、500W(150〜500MHz)250W(500〜1000MHz)
最大許容電力:1.5kW

Photo_2
同軸切替器 CX210A 内部の様子

 分解の結果、板バネを受けている接点端子から角棒経由で赤丸のMコネ座芯線部へ差し込まれている割ピン(円錐型接触端子)が、Mコネ座の緩みでガタついている間に変形して接触不良を起こしていたのでした。また、Mコネ座のガタつきはゴムラバーの裏にある6角ボルト(黄色)の緩みが原因のようです。
『修理作業』
 接触不良を解消するために、接点端子からの角棒下部へドリルで対向する穴1.5mmΦ(緑色)をあけて、そこからハンダを流してMコネ芯線部の割ピン(円錐型端子)と角棒をハンダ付け、そして接点端子がほぼ元の位置になる様に難儀して組み立て直しました。
Mコネ座取り付け時にネジロック剤を塗り、6角ボルトはネジ山をつぶさない程度にきつく締め付けてリペア完了としました。

 同軸切替の動作は良好ですが、高い周波数での特性は保証の限りではありません、あくまでもHF帯仕様としています。

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