フォト
2025年6月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« タッチペン≠手作りタッチボウ | トップページ | 1.8MHz /1.9MHz Duplexerの製作 »

2018年6月19日 (火)

Anritsu SG MG3602A 入手

 RF信号を測定するようになってから半世紀、夢にまで見たSSG 標準信号発生器(Standard Signal Generator)をついに入手しました。もちろん、中古の測定器です。
そのSSGは1980年頃?に発売されたと思われれる「Anritsu SIGNAL GENERATOR MG3602A 0.1-2080MHz」発売時の値段は高額で、とても個人で購入しようとは考えなかったものです。
中古品の中でも最古参と購入にかなり迷いましたが、デジタルSSGと言えばこの風ぼうのイメージがありました。

Mg3602a-blog

               Anritsu SG MG3602A
 このSSGは岡山県笠岡市にある電子商会より購入できました。開梱して分かった事ですが取扱説明書は不在でした。取説の有無を確認して購入すれば良かったと反省しています。

早速、外カバーを取り外し抜け落ちや緩み等をチェックし、火を入れて数時間後にスペアナで周波数などを確認しました。(AF OSC(20Hz~100kHz)はオプションのようで、動作しません)
歳月を感じさせない十二分な動作状態に感動しました。
(・・・さすがmade in Japan "Anritsu")
ロータリーエンコーダーの2個のツマミが黄ばんでいたので、漂白剤ハイターに一昼夜漬け込んで写真の様に白っぽく仕上げました。

このMG3602Aの大きさ、重量は135.2mm H×426mm W
×451mm Dで16kg、その仕様についは下図の通りです。
Mg3602a_spec
 取説がありませんので操作やセッテングの情報をWebサイトから探り得ました。基本的な周波数のセット、Output Power(Level set)、Modlationなどの操作は可能になりましたが、SPCLの内容やセットについては不明です。(LCDのバックライトのON/OFFを発見!)
<<後日、SPCLプログラムコードは入手出来ました>>
現役時代の操作感覚でそこそこいじくってはいますが、何をどこにセットしたかをすぐに忘れるので、備忘録として下記の操作資料を作成し、新たな操作手順を追記しています。
Manual_jpeg_2
              操作マニュアル(備忘録)

 夢にまで見た標準信号発生器 SSGを手に入れ、これからはアマチュア無線機の調整に大活躍してくれるものと信じて、日々操作訓練に明け暮れています。

【追記】
 SPCLのコード一覧表が入手出来、キー操作でチェックしています。メールでの提供に感謝し、御礼申し上げます・・・Yasuさん、ありがとうございました。

« タッチペン≠手作りタッチボウ | トップページ | 1.8MHz /1.9MHz Duplexerの製作 »

コメント

スペシャルファンクション SPCL のプログラムコード SP00~SP67までのデーターが手元にあります。必要でしたら連絡ください。私も、同一機種を使用しております。
私のは、防衛省の予備品でしたので未使用、中古品でした。取説もすべて本物があります。約15年程使用しておりますが、年1でANRITSUにて校正しています。

Anritusへ取説の件を相談致しましたが、MG3602Aは「製品は製造中止のため対応出来ません」との返信であきらめていました。
fglさん、MG3602AのSPCLプログラムコードデータありのコメントに感謝申し上げます。
SPCLについてバックライトON/OFFはWebサイトから発見しインプットしています。しかし、他のコードデータについてはいたずらに入力していません。
では、改めてfglさんへメール致しますのでご指導下さい。

初めまして、当方2信号特性用にとMG3602Aを2台持っております。しかし残念ながらこのSGは欠陥機で、高分解能のスペアナをお持ちでしたら解ると思いますが、トランスのリーケージが酷く基本波にハムが乗っています。これは構造上の欠陥で、トランスが、本体のほぼ真ん中にあるためです。同世代競合機のHP(アジレント/キーサイト)のSGは見ても解るようにトランスが、背面にあり、しかも頭を出す形で配置してありそのへんが技術力の差なのでしょう。 正直最新のアマチュア機より純度は落ちますが、アマチュア用でしたら十分に使えます。なお、取説はありますので必要なら連絡ください。

WJFさん、ありがとうございます、5へー(古式感嘆表現)です。まだそこまで(リーケージによるハム変調)見てませんでした。安スペアナで拡げてチェックしてみます。

オペレーションマニュアル(368頁/A4)は英文ですがWebサイトで探り当て、すべて印刷し冊子としてファイリング、床の中でながめてます。(英和辞典片手に)
測定にかけて不案内な箇所があったら、ご質問させて下さい。ご指導よろしくお願い致します。

貴殿の記事を読ませて頂きました。私もアンリツMG3602Aを所有していますが、取扱説明書がありません。もしお持ちでしたらコピーでよいのですがお売り頂けませんでしょうか。
操作マニアルは大変参考になりましたのでプリントアウトしています。読んでいきますとJH0WJF noriが2台お持ちのようで取説もお持ちのようですが、JARLメールアドレスをお持ちと思い、送信したのですが、連絡が取れません。もし、貴殿から連絡が可能でしたらコピーを
購入したいと連絡いただけると幸いです。大変勝手なお願いでも申し訳ございません。連絡をお待ちしています。

鷹林さん、こちらには日本語版取説はありません、資料としているPDF版の英文取説などを9部数に分けてメール添付致しました。

JA7GYPブログ記事については製作、販売や取り次ぎは行いませんので悪しからず・・・では「Anritsu SG MG3602A」の操作チェック頑張って下さい。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« タッチペン≠手作りタッチボウ | トップページ | 1.8MHz /1.9MHz Duplexerの製作 »