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Solar & Band Conditions

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2018年5月の2件の記事

2018年5月14日 (月)

タッチペン≠手作りタッチボウ

 

 最近のトランシバーは液晶パネルでSpectrum Scopeが表示され、バンド、モード、アンテナなどはタッチパネルで切替えます。これにはiPod/iPhoneのようなドラッグ、フリック、ピンチイン・アウトの機能はなく、指で軽くつっつくタップ操作のみです。使い込んで来るとパネル表面へたくさんの指跡が残り気になり、OMより教わったママレモンを水で薄めテッシュペーパーにしみ込ませ、軽く拭きとり指跡を落としました。
(エタノールやシンナーなどで液晶パネルの油落としは厳禁との事です)

 これから液晶パネルを汚さないためにはタッチペンがベストと考え、Webサイトでの検索結果、いろんな種類があり選択に迷いました。
そうだ、消しゴムを削ってボールペンの先に取り付けてみようか、などと自作を思い立ち、タッチペンでなくタッチ棒を作ってみました。
Photo
                    自作のタッチ棒

 材料は引き出しの中から選びました。タッチ部分はビニールの黒筒(ダイヤモンドヤスリの柄の部分)で柔らかく、先が丸く、少し厚手のものです。
握り部分は竹串の先をカットして、吊り下げられるように六角レンチを差し込んであったバネ状のものを取り付けてから黄色エナメルで塗装、これは目立つよう、捜しやすいようにするためです。(どこにいった、どこへやった防止)
ビニール筒の先にタップのショックを和らげるため綿棒の綿を少し詰め込み、竹串の塗装が乾燥してから差し込んで完成です。
Photo_2

 これに輪っかを付けてリグの傍にぶら下げて、いつでも使える様にしました。液晶パネルのタップ操作にタッチ棒は抜群な使い勝手ですが、指タップの癖が抜けずに苦しんでます。 (当分ママレモンは必要かも Hi)

2018年5月11日 (金)

Common mode Filterの製作

 160mの運用時にLANへインターフェアー(RFI,EMC)が発生するお話を聞いて、対策としてLANのラインへフィルターを入れると同時に、160mアンテナ給電部側の同軸にコモンモードフィルター(CMF)を取り付けて回避できないかと考え、丸コアを使った2種類(キャンセル巻き/W1JR巻き)のフィルターを製作しました。

1. LANのラインフィルターは下図の丸コア(H5B/TDK)外形27mm、内径11mmへ15回のキャンセル巻きで作り、インダクタンス
は5mH位ありRFI阻止に効果があるはずです。(2組製作)

Line_filter_2                  巻き方(大進無線HPより)

 
2. アンテナの給電同軸に取り付けるCMFは10本位製作しています。これらはTDK 2Z20,H5B,H5C2等の丸コアにRG-55/U同軸を3-6回巻きつけ、3-10個シリーズとして多くの種類を仕上げてきました。中にはLCR612
(ΔTEX)による測定で1.5mH程度のインダクタンスが表示されたものもあり、コモンモードの阻止には十分な効果があるのではと考え使用していました。
Cmf_s_3
             Band別にセッテングしてあるCMFs
 今回は160m用としてコア材FT114を6個シリーズで1個あたりRG-55/Uを2回のW1JR巻きで製作し、インダクタンスの測定だけではなく、近年入手したAA30(アンテナアナライザー)でインピーダンスも測定しました。
写真の右端が新たに製作したCMF(白色)でM座、N座コネクタとRG-55/Uの接続にはテーパー管を使用しています。
測定結果
インダクタンス   L 175μH(LCR612)
インピーダンス  Z 3.3kΩ(AA30)/1.825MHz
コモンモード減衰 -30dB以上(下図参照)
Z_att_2
                     (大進無線HPより)

 ここで、以前製作したCMF(TDK H5C2 RG-55/U 6回単純巻き 3個シリーズ)
のインダクタンスが1.1mHだったのでコモンモード減衰量を期待し、これを白色に塗装して再び組み上げインピーダンスを測定した結果
測定結果
インダクタンス  L 1.1mH(LCR612)
インピーダンス Z 1.5kΩ(AA30)/1.825MHz
コモンモード減衰量 -23dB(換算表より)
Photo_2
                                 白塗装で仕上げた1.1mHのCMF

CMF 減衰量比較   Z測定周波数1.825MHz
L:175μH  Z:3.3kΩ -30dB   コア:FT144
L:1.1mH    Z:1.5kΩ -23dB   コア:H5C2
考察
 これまでCMF(コモンモードフィルター)としてはインダクタンスの値が大きいとコモンモード減衰量が大きくなるものと想定していました。
CMFの製作は使用する周波数でインピーダンスZが高くなる様にコア材と巻き方を選択します。インピーダンスZが高いほどコモンモード減衰が大きく、CMFによるインターフェアー(RFI,EMC)阻止が有効となるのです。

【追記】
 AA30アンテナアナライザーは数nH~100μHまでがインダクタンスの測定範囲であると取説に書いてありました。そこでCMF 1.1mHにおけるAA30のインピーダンス値1.5kΩは測定範囲外かと疑問をもったので、スペアナにて1-30MHzの減衰量を測定してみました。
Cmf_11mh
                                     CMF 1.1mHの減衰特性

スペアナ測定 -23dB、
AA30測定 -23dBと同程度の減衰量でした・・・ほっ!?!

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