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Solar & Band Conditions

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2011年11月の1件の記事

2011年11月 7日 (月)

シャントフィード160mBandアンテナ(RFトランスマッチング)の製作

Sant_feed_ant_5snow今年のシーズンこそはと160mのスローパーアンテナシャントフィードアンテナの二股かけてアンテナ調整に取り組んできました。しかし、「二兎追うものは一兎をも得ず」の例え通り両方共にベストな調整ポイントを探りきれませんでした。とりあえず、スローパーの調整は止めにしてアンテナラインはタワーに沿わせて下部に接地しました。
 そこで取り組んだのがマストの天辺まで38m高のタワーに20m垂れ下げてのシャントフィードによる垂直アンテナです。
左図のブルーラインがシャントフィード部で長さが20m、タワーとの間隔が80cmで最終調整とし、最下部の塩ビ管の端を土中に埋めたコンクリートアンカーにクレモナロープで固定し揺れ防止の対策をしています。オレンジ色がマッチングボックスで地面から1.5mの高さに設置し、バキュームコンデンサーやRFトランスを納めています。タワー上部には7MHzのダイポール、14MHzのLong John5エレ八木が載っていて、これが1.8MHz垂直アンテナの頂冠部となっています。

Imgp2045_edited_2
部材としてシャントフィードラインに太さ6mmの銅線(25m)1本、アースはタワー接地(接地抵抗3Ω)&アースライン20m×6本、シャントフィードラインの間隔設定用に長さ1m,太さ18mmの塩ビパイプ5本そして、マッチングボックスとしてウオルボックスWB-3AJ、これに給電用の絶縁碍子、バキュームコンデンサー300pF/15kV(取り付け部アクリル板加工)、RFトランス(1:4)、M座コネクター(取り付け金具2mm銅版加工)をセットしました。

 happy01シャントフィードラインとタワーの
間隔を1mでセッテングしてみましたが、インダクタンス分の大きなインピーダンスもったアンテナとなりました。このインダクタンス分をキャンセルするためにラインを若干タワー側に寄せて80cmの間隔とした結果、バキュウムコンデンサーで補正しSWR1.42と良好でした。
coldsweats02しかし、インピーダンスはZ=65.7(R)+j13204_3(X) Ωです。ここで+j13(X)Ωをキャンセルするためにコンデンサーで補正していきますとRが13Ωを下回る実効抵抗分となり、50Ω同軸給電に対してはSWRが大きくなり使用不可でした。
flair そこで、X(虚数抵抗)分をコンデンサーでキャンセルし、R(実効抵抗)分を50Ω同軸にマッチングさせるために1:4 (12.5Ω:50Ω)のRFトランスを入れて調整してみました。結果、X(虚数抵抗)分による電力消費が少ない、シャントフィードによるSWR1.2の優れた160mバンドの垂直アンテナが完成しました。
 pass 1:4のRFトランスは外形70mmの大型丸コアにテフロン線15回パラ巻き2組で自作したもので、1kWの運用において発熱は微量です。
 
good今シーズンは160mで大いに稼ぎたいと思っていますが??楽しみだんし!!

追記 12/23(金) 天気 吹雪

 
CQ1月号の136kHzアンテナの考察「アースを考える」を参考にシャントフィードによる垂直アンテナの効率を高めるために、リターン電流を少しでも多くしようと20m×6本のアースラインのうち2本(南北)を雪の中から掘り起し、ラインの先端を土中に打ち込んだ銅棒(2m)に接続してみました。同調周波数が若干低いほうへずれましたがバキュームコンデンサーで補正し、夜間のW方面と朝のEUに成果を期待してシャックに入りました。
 結果、ずば抜けて160mの受信感度や飛びはアップしませんでしたが、聞き取りづらかったT8からの信号は確実に取れる様になり、またKH7やEUの信号はわずかに強くなリました。雪解けを待って残りの4本のアースラインも同様の処理をしてリターン電流を増やそうと考えてます。

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