小型軽量メモリ付きオートアンテナチューナー AT-1000Pro
ここ数回FSM Phonpei(OC-010)からDXペディションを楽しんでいます。運用日数が一週間近くあり、アンテナの調整には時間をかけてSWRを下げる努力をしていますが、最終的にマニュアルアンテナチューナー(MT)を使用しています。
持ち運びやすく小型軽量そして、MTによるバンドQSYや雨天時のマッチング操作の煩わしさから逃れられ、RTTYの連続運用で耐電力が500Wのオートアンテナチューナー(安価!!!)を捜していました。
ふと、目に飛び込んだものがUSA製のLDG/AT-600Proで、耐電力600Wに喜んだのもつかの間、パンフレットをよく読んでみるとRTTYでは300Wの仕様でした。 "んー、足りないなぁー"
そこで、見つけたものがLDG/AT-1000Proで仕様もぴったしのRTTY/500Wの耐電力、値段もまずまずと思い、販売店であるUSAのR&L Electronicsへ注文しました。
全体 コントロールSW
LDG/AT-1000Pro 仕様
・大きさ 24.1cm(W)×33cm(L)×8.9cm(H)
・重量 2.4kg
・周波数範囲 1.8-50MHz
・SSB 1kW (1.8-30MHz)
・CW 750W (〃)
・Digital 500W (〃)
・50-54MHz 250W (all modes)
・マッチングZ(1.8-30MHz) 6-1000Ω (10:1 SWR)
・ 〃 ( 50MHz ) 16-150Ω (3:1 SWR)
・RF入出力 RF IN ANT1/ANT2(M座)
・メモリーチューン 200ms
・フルチューン 10s(平均) 30s(最大)
・チューンメモリ 2000メモリ
・チューンパワー 5W(最小) 125W(最大)
・インターフェース ICOM YAESU EXT(アクセサリーケーブル)
・電源 DC11~15V 1.0A
背面 IF/DC 入力
SWR検出/コイル群 IF/メモリー きゃしゃな上蓋をそっと開け中味を拝見しましたが、リレーやコンデンサーは余裕の電流容量と耐圧、コイルはワンボードの基板にしっかりと固定され、そして整ったパーツの配置で耐電力や見た目にもしっかりした物で安堵しました。
このきゃしゃなケースを持ち運びで変形させないように工夫が必要と感じ、フロント・リアパネルに上蓋からセルフタップビスで2ヶ所ずつ補強する予定です。
値段は@$499.95、送料等$66.22、と計$566.17(R&L Electronics)でした。日本に到着してから税関より\1.100、〒手数料\200を取られ、インターネットで申し込んでから2週間程度で届きました。
日本の業者から購入するよりも格段の安さで手に入れることが出来ましたが、英文取説の翻訳時間を換算すればどうか??
Phonpei(OC-010)DXペディションでは持ち運びに楽な小型の500Wリニアアンプを使っていますので、これへ接続するためのアンテナチュナーとしてLDG/AT-1000Proを選びました。
AT-1000Proの操作訓練と機器テストで十分にエージングさせてから海外へ持ち出すことにします。
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コメント
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秋田からV6の電波を待ってます。
気をつけて行って来てください。
投稿: ja7ovc | 2011年5月28日 (土) 07時34分
OVCさん V6行きの話はありますが、まだ確定ではありません。
AT-1000Proをぶっ壊さないように大事にしておきますよ。
投稿: Gyp | 2011年5月28日 (土) 10時28分
私もこのLDG AT-1000Proを昨年入手しました。取説が読み切れていなくて壊してしまい修理に出して無料で直してもらいました。
投稿: | 2012年6月17日 (日) 20時02分
修理無料の件了解です。本当に日本語取説が必要と思っています。こちらは釣竿アンテナによるエージングテストそして、昨年のkH2やV6ペデションで1000Proは順調に動作し、1000局以上のRTTYのQSOにがんばってくれました。
投稿: Gyp | 2012年6月17日 (日) 20時35分