メモリ・キーヤー(OIKey-F88)の製作
プロの通信の世界からCWモードでの交信が消えて久しくなりました。しかし、アマチュア無線のCWモードでの交信は盛んで、とくにDXペデションでは数多くの局が参加し楽しんでいます。珍局と交信するために手打ちで長時間キーを叩き、自局コールサインを打ち続け「やっとこさ」応答があった時は「よっしゃー」のガッツポーズで喜んだりしています。ときには、打ち続けによる手首のけいれんから符号乱れを起こし、タイミングを逸しチャンスを逃がすことも多々あります。
そこで活躍するのが「メモリ・キーヤー」です。使い方によっては便利この上ない道具の一つとなります。CQ誌6月号の付録の基板にパーツを取り付け、以前に製作したメモリ・キーヤーのリモートBOX内へアッセンブルしたので紹介します。 (パーツは懸賞に応募しましたがハズレました)
ワンチップマイコンPIC16F88を使った4chメモリ・キーヤー「OIKeyーF88」の完成基板と配線の様子です。メッセージスイッチやキージャック、スピード可変のVRへの配線はコアーに巻き込み高周波の回り込み防止対策をとっています。電源は5V電源を電圧調整して6Vで供給し動作させています。
メッセージスイッチのワンプッシュで呼び出しや応答が可能となりますが、応答無視の呼び続けではマナー違反、睡魔に負けて押しっぱなしでは不恰好、このような操作は他局へ迷惑となるので十分注意して活用しなければと思っています。
R.Callはコールサインのランダム発生機能でハイスピードな聞き取り訓練として受信練習も出来、CWの苦手な私には良薬です。
VY TNX JA1HHF (ex JH2OIK)om
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