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HF Band Condition & Logsearch

2019年6月
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2019年5月20日 (月)

同軸切替器CX210Aのリペア

 とあるBandでSWRが∞方向へピク付き発生、アンテナ単体をアナライザーでチェックしましたが異常なし、アンテナの切り替え時に写真(同軸切替器)の2口側のMコネ座の緩みを見つけザウルスペンチで締め直して再チェック、コネクターを弄るとまたもや接触不良が発生するのでした。

長年愛用してきた同軸切替器「CX210A」が老朽劣化NGと判断して新品購入考えました。そこで、ダメもと
接触不良の原因を探りたくビス4本を外し裏ブタを開けて分解してみました。

Cx210a
同軸切替器 CX210A DIAMOND ANTENNA

 さすがにしっかりとしたアルミダイキャスト構造で分解掃除くらいで修理完了とはいきませんでした。一旦バラしたら下記の特性は維持できませんがHF帯ならばと考え、接触不良個所を見つけたく分解組み立てに挑戦してみました。

同軸切換器CX210A【1回路2接点】

外形寸法:W71×H57×D42mm
重量:440g
周波数範囲:DC〜1000MHz
インピーダンス:50Ω

入出力コネクター:M-J
VSWR:1.05以下(DC〜500MHz)、1.1以下(500〜1000MHz)
挿入損失:0.05dB以下(DC〜500MHz)、0.1dB以下(500〜1000MHz)
アイソレーション(終端時):70dB以上(DC〜200MHz)、60dB以上(200〜1000MHz)
通過電力(SWR1.12以下時):1.5kW(DC〜30MHz)、1kW(30〜150MHz)、500W(150〜500MHz)250W(500〜1000MHz)
最大許容電力:1.5kW

Photo_2
同軸切替器 CX210A 内部の様子

 分解の結果、板バネを受けている接点端子から角棒経由で赤丸のMコネ座芯線部へ差し込まれている割ピン(円錐型接触端子)が、Mコネ座の緩みでガタついている間に変形して接触不良を起こしていたのでした。また、Mコネ座のガタつきはゴムラバーの裏にある6角ボルト(黄色)の緩みが原因のようです。
『修理作業』
 接触不良を解消するために、接点端子からの角棒下部へドリルで対向する穴1.5mmΦ(緑色)をあけて、そこからハンダを流してMコネ芯線部の割ピン(円錐型端子)と角棒をハンダ付け、そして接点端子がほぼ元の位置になる様に難儀して組み立て直しました。
Mコネ座取り付け時にネジロック剤を塗り、6角ボルトはネジ山をつぶさない程度にきつく締め付けてリペア完了としました。

 同軸切替の動作は良好ですが、高い周波数での特性は保証の限りではありません、あくまでもHF帯仕様としています。

2019年4月22日 (月)

160m DXing 1.8/1.9MHz FT8デコードをPC 2台で個別表示

 160m BandはWSJT FT8 ModeでDXing(DXCC up)に多くの局がQRVしています。
日本では1.840MHzへQRVしてくるDX局をトランシバーのMAIN側で受信して、PCのWSJTアプリでMain側のMessage画面やWaterfall,Spectrum画面を表示させています。送信はSUB側に1.908MHzをセットするSPLITオペレーションになります。

 こちらは1.908MHzのモニターとしてトランシーバーのSUB AUDIO SCOPEを駆使して、空いているキャリア周波数を決めています。
コールする際はPC画面を一度1.840MHz→1.908MHzにCHANGして送信するキャリア周波数をセットし、さらに1.840MHzへCHANGしてから相手をコールしています。
1.908MHzへQRVする局が少ない時はAUDIO SCOPEでもおおよそのキャリア周波数は検討付きますが、コールする局で混んで来ると「この辺で」と目検討でセットしてコールしています。数回コールしても応答がなかった場合はしばらくスタンバイしてから、空きのキャリア周波数でコールします。
Sub-set
  SUB AUDIO SCOPE set(黄丸)、キャリア周波数Set(黄矢印)
 このように手間ひまかけてコールするキャリア周波数を決めていましたが、ADXAのOMより 「PC 2台でMAIN 1.840MHz、SUB 1.908MHzのFT8デコード画面を個別表示させてオペレートすれば便利だよ」 とご教示があり試してみました。

 160mシーズンオフとなりましたが、デスクトップPCはこれまで同様MAIN 1.840MHzにセットして、SUB 1.908MHzにはWSJTアプリをインストールしたノートPCを用意しました。
このノートPCにはAudio外部入出力としてヘッドセットマイクの4Pのジャックが付いているだけです。3Pジャックと4Pプラグ付きの変換BOXでノートPCのマイク端子へトランシバーのSUB受信出力(スピーカーPHONES)を接続してWSJT FT8をデコードさせてみました。
コールサインやリポートは順調にデコードしましたが、ハムノイズによる縦じまがWaterfall画面に薄く現れます。AudioトランスでトランシバーとノートPCのアースを切り離せば無くなるかとは思っています。

『セットアップについて』
 変換BOXの4PプラグをノートPCへ差し込むと、ポップ画面が現れますので「ヘッドセットマイク」をクリックして「OK」とします。
レベルはノートPCのサウンドデバイス「マイク」のスライドバーをクリックしながらコントロールします。
Note-pc-audio-jack-box  
    ノートPC Audio 4Pジャック(ヘッドセットマイク)と他機器の接続Box
 
 ノートPCへ4Pプラクを差し込むと軟弱さを感じ、ノイズのこともあって他の接続方法を探っていると棚にあったUSB AUDIO CODECへ目が向きました。ずいぶん前に入手していたBEHRINGER U-CONTROLL UCA222というUSB⇔input L/R,output L/R,Optical,Head phones VR付きで、電源はUSB供給です。ノートPCのUSBに差し込んでアナログINPUT L(黄丸)へSUB受信出力(スピーカーPHONES)を接続して試しました。
Usb-audio-codec_1
                                   U-CONTROLL UCA222
『セットアップについて』
 USB端子をノートPCへ差し込むとセットアップされてWin 10の「デバイスマネージャー」「ユニバーサルシリアルコントローラー」に「USB Composit Device」と表示され接続が確認出来ます。
WSJTアプリの「Settings」→「Audio」,「Input」→「USB Audio CODEC」とセットして「OK」するとFT8のデコートが開始します。
ノート PCからはトランシバーをコントロールしないので、WSJTのトランシバー選択は「Non」としています。
1908mhz-mesage_1      
                               ノートPCの1.908MHz Mesage
 USB AUDIO CODEC UCA222のUSB接続ではヘッドセットマイクのアナログ接続と違いWaterfall画面を見てもハムノイズ(縦じま)混入無し、波形もきれいスッキリで、すこぶる順調にFT8がデコードされています。このPCを2台使用して1.840/1.908MHzのデコード画面を個別表示させる最大の利点として、1.908MHzのCQに対してDX局より1.908MHzで応答があった場合に見逃さずに済みます。
 今後の160m FT8のQRVはノートPC+UCA222で1.908MHzをデコードさせ、キャリア周波数を決定したり、コールしている局をワッチするなど気配り(目配り)しながら楽しんで行きます。

2019年4月11日 (木)

トライアック半田鏝温度調節器の製作

 4月中旬で少しずつ暖かくなって来たので、今年こそは手間のかかる無線機器の故障修理に取り掛かろうと思っています。
ADXAのOMよりプレゼントされたパーツBOXの中に「トライアック 万能調光器」キットがあったので、組み上げ半田鏝専用の温度調節器としました。
(調整→Ajustment、調節→Controlとあったので、ここでは調節器とした)

キットの基板サイズ40mm×70mmがアルミケース(YM-80/TAKACHI)にピッタシ納まったので、テフロンシートで基板銅箔部分とアルミケースの絶縁を図り、バスコーキング剤で固定し完成としました。また、トライアック(TB12B6C)の放熱板として0.4mm厚の銅板 20mm×40mmを少なめの放熱量ですが取り付けました。
 半田鏝先の温度を測れる温度計は持っていないので、どの程度温度変化しているか分りませんが使い勝手は最適です。
Photo    
                半田鏝温度調節器(朱矢印)
Photo_3
              半田鏝調節器 内部
 トライアックの出力ノイズの軽減やモーター制御など誘導負荷からトライアックの保護にもなるノイズフィルター(スナバ回路)を指定のコンデンサーと抵抗でを組み込みました。コンデンサーの一つはコンセント取り付けのスペースの都合上、基板裏で半田付けしました。
・・・『回路の電流を突然遮断すると自己インダクタンスによって電圧が急上昇するが、スナバ回路がこのスパイク状の高電圧を抑制することで、スイッチ自身や周囲の電子部品の損傷を防ぎ電磁ノイズを最小化する。(Wikipediaより)』・・・
 使用目的が半田鏝の温度調節なのでフィルター(スナバ回路)は不要と思いましたが、半田鏝のヒーターもモーター同様コイル状なので組み込みました。
1_1    
            半田鏝温度調節器 回路図
 早速、コントロール具合をチェックしたところ、VR目盛りの3~7で「ジーン」という振動音が聞えてきたのです。トライアックの振動かと、ケースを開けて振動している箇所を調べました。回路図中のCF2 0.1μF付近から聞えてくるのですが、コンデンサーが振動するものかと不思議に思い、Webサイトで検索したら「鳴くのは意図した動作」との事。
取説のフィルター部CF2の項目には0.1μF-3μFと記入されています。しかし、「ジーン」という振動音を嫌い、0.1μFをカットアンドトライで0.01μFへ交換、ほぼ振動音がなくなりました。

 普段使い慣れている48W、32W鏝の温度調節は順調に動作しています。半田付け以外のことで検討したりする時には、VRを絞り温度を下げて鏝の焼け具合を抑えています。

「トライアック 万能調光器」は秋月電子通商より格安で販売されてます。
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cdengen2/

2019年3月 6日 (水)

160mシャントアンテナ 雷の地絡

 この冬の160mバンドをDigital mode FT8で楽しんでいます。日課のアンテナ目視点検で気が付いたのですが、シャントワイヤーの最下部をアンカーへロープで引っ張って固定している塩ビパイプ(300mm長)のインシュレータが黒焦げになっているのを発見しました。
雷様の仕業と考えられますが、3月3日の夕方に「ズシン」という音がして家屋が少し揺れたとの事、当日は外出していたの後日XYLから聞かされました。
Dscn0928_4
               落雷被害(矢印)のインシュレータ  

 塩ビパイプインシュレータの黒焦げに気が付いたのが3月6日で、発生から2日間は普段通りに160mを運用していました。インシュレータの黒焦げ部分は炭化して破断直前の状態でした。

 シャントワイヤのインシュレータとして塩ビパイプは壊れやすく絶縁不良を引き起こす可能性があり、交換に際しては碍子を使用してインシュレータを修復しました。シャントワイヤー側には波型碍子、アンカー側には卵型碍子と二重の絶縁対策をしました。アンカーへの固定用ロープはクレモナロープを使用しています。
Dscn0930_2
            波型(上)、卵型(下)碍子によるインシュレータ

 今回の雷様による被害は塩ビパイプのインシュレータだけで済みましたが、10年前にはIC-7800、IC-339D、固定電話機、ガスレンジ、茶の間TV、BSパラボラアンテナなどの大被害にあってますので2度目になりました。
最近では仲間のOMの高級アンテナも黒焦げ状態と雷被害にあっています。

 避雷としては従来の避雷針から接地による対策や落雷を抑制する新型の避雷針(PDCE)もありますが、アマチュア無線を楽しむためには避けられない被害の要因のひとつです。
気を付けてと言われても・・・荒天の場合には機器側避雷対策としてアンテナ同軸を切り離し、ローテータなどのコントロールケーブルを引き抜き、商用電源は双切りとする。雷様の通過を待って再開するのが一番の対策と思ってます。
『参考』
http://www.tohoku-epco.co.jp/weather/ Webサイトを参考に雷の動向を監視したりしています。

2019年1月12日 (土)

1.8MHz /1.9MHz Duplexerの製作

 最近の160m BandはDigital mode WSJT-X FT8によるDXingが大流行です。FT8モードのお蔭で28 Dec 2017の日付で「DXCCアワード160m」を獲得出来ました。アンテナマストトップまで約40m高の鉄塔へTower shunt feed antennaへアンテナ基部で1.8MHz にマッチングさせてこれまで160m Bandを楽しんできました。
日本で許可されているFT8などのDigital modeは1.9MHz帯の運用だけで、FT8のDxingではスプリット操作による1.840MHz受信、1908MHz送信のシステムが必要となります。

Dscn0854                      1.8MHz /1.9MHz Duplexer

 160m Bandが一本のアンテナでしか運用できない我が家の敷地条件、このアンテナでFT8 DXingを楽しもうと工夫してDXCCアワードへの挑戦です。
旧システムはシャック内に1.9MHzのマッチング部を付加して、トランシバーのSEND信号で1.8MHz側と1.9MHz側を切替えてFT8を運用してきました。
これではアンテナ基部までの同軸ケーブル損失や1.8MHz マッチング部での損失で不十分な結果でした。

 今回の「1.8MHz /1.9MHz Duplexer」では損失が少くない様にマッチング部、スイッチング部をアンテナ基部へセットしました。
1.8MHz側はこれまでのセットを移設し、切替リレーまでの配線が長くなった分をVVC 300pF(Variale type vacuum condenser)で補正しました。
新設した1.9MHz側はTower shunt feed antennaから切替リレーを経由して、新設のVVCへ接続し、AA30(アンテナアナライザー)で1.908MHzの周波数で
Z=R±jXを測定します。

VVC 60pF+100pF(セラコン)でリアクタンス(+jX)をキャンセルした時のアンテナインピーダンスを求めます。
測定結果
Z=R±jX・・・16.1Ω=16.1Ω-j0.2Ω

【1.908MHzオートトランス 試作】
給電同軸50Ωへマッチングさせるために丸コアT-200 #2(赤)にエナメル線PEW 1.6mmを25回巻き、グランド側から12tでタップをとり、インピーダンス比50Ω:16.1Ωのオートトランスを製作してみました。
測定結果
Z=R±jX・・・51.1Ω=24.2Ω+j45Ω
1.908MHz VVC調整後・・・56.8Ω=53.8Ω+j18Ω
(後に給電部50Ω側のリアクタンスはキャンセルしました)
Dscn0849                  試作のオートトランス
18_19mhz_duplexer_system       1.8/1.9MHz Duplexer System for Shunt Feed Antenna

 リニアアンプを通して送信してみた結果、丸コアT-200 #2(赤)1個では300W位でリニアアンプのプロテクターが動作し、負荷異常の表示で1kWは無理で
した。
さらに、Shunt feed antenna側の切替リレー(G4F-1123T)が不良となってしまいました。原因は1kW送信での高圧がリレー接点NC,NOを融着したものと判断し、真空リレーRJ1A-26Sを入手し交換しました。

【1.908MHz 50Ω:16Ω(1kW仕様)オートトランス】
 「トロイダル・コア活用百科」のデータ上は丸コアT-200 #2(赤)2個でも耐電力900W位でした。目標の1kW耐電力とするオートトランスは丸コアT-200 #2(赤)3個重ね(接着)が妥当と1.6mm銅線をナフロンチューブに通し14回巻き(50Ω)として、調整結果GND側から8t(16Ω)でタップを付けて製作しました。
1.908MHzにおける調整の結果、
給電部(50Ω)測定データ(AA30)
SWR 1.05
Z=52.6Ω-j0.0Ω(VVC微調整後)
50Ω側補正コンデンサー 250pF、16Ω側タップ位置8t←GND
1kw_3      1kW仕様オートトランス/リアクタンスキャンセル250pF/50Ω

-追記-

 切替リレー(G4F-1123T)のNC,NO接点の融着原因は配線の半田付けミスでNC,NO端子が流れた半田によってショートされていたのでしたHi
Shunt feed antennaの裸のインピーダンスは67.5Ω+j13Ω≒68Ωですので1kW送信で√P×√R=Vから≒259Vですのでリレー接点を融着させるほどの高電圧(DC750V,AC600V)ではありませんでした。
18_19mhz_duplexer_jan_2019
                                         1.8/1.9MHz Duplexer
Rj1a26sm_conector
                            RJ1A-26S(26.5V/335Ω 2.5kV/14A)
18_19_machi_sw_box_4
          1.8/1.9MHz Duplexer(Matching/Switching)

 「1.8MHz/1.9MHz Duplexer」のコントローラーはトランシバーのSEND端子からの信号で真空リレー(RJ1A-26S)26.5VをON/OFFするためにADXA OMの設計による回路構成でSEND端子には12V以上の電圧が掛からない様に工夫しています。Auto Tuner用にSEND Lock SWとして1.9MHz側へセット出来るようになっています。
真空リレーへのDC26.5VとAC/DCインバーターの100VラインにはコアタイプのRFCを挿入しています。さらにAC100Vラインに避雷のアレスターを取り付けました。

Dscn0864_2

18_19mhz_duplexer_controller_3                                1.8/1.9MHz Duplexer Controller


18mhz19mhz_duplexer_fig                           1.8/1.9MHz Duplexer Control system
 

 運用ではトランシバーの送信ディレーを15msへセットして、送信時にリレーが切替る前に「1.8/1.9MHz Duplexer」へパワーが掛からない様にしています。この「1.8/1.9MHz Duplexer」で160m Digital Mode FT8を楽しみ、DXCCのエンテティアップを目論んでいます。
『JA7NI,JA7ZF OM'sオートトランスのリアクタンスキャンセル(補正C)、コントローラー回路設計におけるアシスト VY TNX』

 -追記-
 FT8 15sec 1kW送信で5回コールでリニアアンプ(JRL-3000F)が負荷異常のプロテクター(A9表示)が働きパワーオフとなる現象が発生、解明の結果はリニアアンプの故障が原因でした。
1.8/1.9MHz Duplexerの調整時に誤操作で負荷のオープン、ショート状態で何度も1kWを掛けたのが壊した原因かも??(リニアアンプを入れ替えて運用中)

2018年6月19日 (火)

Anritsu SG MG3602A 入手

 RF信号を測定するようになってから半世紀、夢にまで見たSSG 標準信号発生器(Standard Signal Generator)をついに入手しました。もちろん、中古の測定器です。
そのSSGは1980年頃?に発売されたと思われれる「Anritsu SIGNAL GENERATOR MG3602A 0.1-2080MHz」発売時の値段は高額で、とても個人で購入しようとは考えなかったものです。
中古品の中でも最古参と購入にかなり迷いましたが、デジタルSSGと言えばこの風ぼうのイメージがありました。

Mg3602a-blog

               Anritsu SG MG3602A
 このSSGは岡山県笠岡市にある電子商会より購入できました。開梱して分かった事ですが取扱説明書は不在でした。取説の有無を確認して購入すれば良かったと反省しています。

早速、外カバーを取り外し抜け落ちや緩み等をチェックし、火を入れて数時間後にスペアナで周波数などを確認しました。(AF OSC(20Hz~100kHz)はオプションのようで、動作しません)
歳月を感じさせない十二分な動作状態に感動しました。
(・・・さすがmade in Japan "Anritsu")
ロータリーエンコーダーの2個のツマミが黄ばんでいたので、漂白剤ハイターに一昼夜漬け込んで写真の様に白っぽく仕上げました。

このMG3602Aの大きさ、重量は135.2mm H×426mm W
×451mm Dで16kg、その仕様についは下図の通りです。
Mg3602a_spec
 取説がありませんので操作やセッテングの情報をWebサイトから探り得ました。基本的な周波数のセット、Output Power(Level set)、Modlationなどの操作は可能になりましたが、SPCLの内容やセットについては不明です。(LCDのバックライトのON/OFFを発見!)
<<後日、SPCLプログラムコードは入手出来ました>>
現役時代の操作感覚でそこそこいじくってはいますが、何をどこにセットしたかをすぐに忘れるので、備忘録として下記の操作資料を作成し、新たな操作手順を追記しています。
Manual_jpeg_2
              操作マニュアル(備忘録)

 夢にまで見た標準信号発生器 SSGを手に入れ、これからはアマチュア無線機の調整に大活躍してくれるものと信じて、日々操作訓練に明け暮れています。

【追記】
 SPCLのコード一覧表が入手出来、キー操作でチェックしています。メールでの提供に感謝し、御礼申し上げます・・・Yasuさん、ありがとうございました。

2018年5月14日 (月)

タッチペン≠手作りタッチボウ

 

 最近のトランシバーは液晶パネルでSpectrum Scopeが表示され、バンド、モード、アンテナなどはタッチパネルで切替えます。これにはiPod/iPhoneのようなドラッグ、フリック、ピンチイン・アウトの機能はなく、指で軽くつっつくタップ操作のみです。使い込んで来るとパネル表面へたくさんの指跡が残り気になり、OMより教わったママレモンを水で薄めテッシュペーパーにしみ込ませ、軽く拭きとり指跡を落としました。
(エタノールやシンナーなどで液晶パネルの油落としは厳禁との事です)

 これから液晶パネルを汚さないためにはタッチペンがベストと考え、Webサイトでの検索結果、いろんな種類があり選択に迷いました。
そうだ、消しゴムを削ってボールペンの先に取り付けてみようか、などと自作を思い立ち、タッチペンでなくタッチ棒を作ってみました。
Photo
               自作のタッチ棒

 材料は引き出しの中から選びました。タッチ部分はビニールの黒筒(ダイヤモンドヤスリの柄の部分)で柔らかく、先が丸く、少し厚手のものです。
握り部分は竹串の先をカットして、吊り下げられるように六角レンチを差し込んであったバネ状のものを取り付けてから黄色エナメルで塗装、これは目立つよう、捜しやすいようにするためです。(どこにいった、どこへやった防止)
ビニール筒の先にタップのショックを和らげるため綿棒の綿を少し詰め込み、竹串の塗装が乾燥してから差し込んで完成です。
Photo_2

 これに輪っかを付けてリグの傍にぶら下げて、いつでも使える様にしました。液晶パネルのタップ操作にタッチ棒は抜群な使い勝手ですが、指タップの癖が抜けずに苦しんでます。 (当分ママレモンは必要かも Hi)

2018年5月11日 (金)

Common mode Filterの製作

 160mの運用時にLANへインターフェアー(RFI,EMC)が発生するお話を聞いて、対策としてLANのラインへフィルターを入れると同時に、160mアンテナ給電部側の同軸にコモンモードフィルター(CMF)を取り付けて回避できないかと考え、丸コアを使った2種類(キャンセル巻き/W1JR巻き)のフィルターを製作しました。

1. LANのラインフィルター(2組製作)は下図の丸コア(H5B/TDK)外形27mm、内径11mmへ15回のキャンセル巻きで作り、インダクタンス
は5mH位ありRFI阻止に効果があるはずです。(インダクタンスはLCR612(ΔTEX)で測定)

Line_filter_2            巻き方(大進無線HPより)

2. アンテナの給電同軸に取り付けるCMFは10本位製作しています。これらはTDK 2Z20,H5B,H5C2等の丸コアにRG-55/U同軸を3-6回巻きつけ、3-10個シリーズとして多くの種類を仕上げてきました。中にはLCR612
(ΔTEX)による測定で1.5mH程度のインダクタンスが表示されたものもあり、コモンモードの阻止には十分な効果があるのではと考え使用していました。
Cmf_s_3
          Band別にセッテングしてあるCMFs
 今回は160m用としてコア材FT114を6個シリーズで1個あたりRG-55/Uを2回のW1JR巻きで製作し、インダクタンスの測定だけではなく、近年入手したAA30(アンテナアナライザー)でインピーダンスも測定しました。
Makikata9
                      W1JR巻き方(大進無線HPより)
写真の右端が新たに製作したCMF(白色)でM座、N座コネクタとRG-55/Uの接続にはテーパー管を使用しています。
測定結果
インダクタンス   L 175μH(LCR612)
インピーダンス  Z 3.3kΩ(AA30)/1.825MHz
コモンモード減衰 -30dB以上(下図参照)
Z_att_2
              (大進無線HPより)

 ここで、以前製作したCMF(TDK H5C2 RG-55/U 6回単純巻き 3個シリーズ)
のインダクタンスが1.1mHだったのでコモンモード減衰量を期待し、これを白色に塗装して再び組み上げインピーダンスを測ってみました。
測定結果
インダクタンス  L 1.1mH(LCR612)
インピーダンス Z 1.5kΩ(AA30)/1.825MHz
コモンモード減衰量 -23dB(換算表より)
Photo_2
                        白塗装で仕上げた1.1mHのCMF

CMF 減衰量比較   Z測定周波数1.825MHz
L:175μH  Z:3.3kΩ -30dB   コア:FT144(W1JR巻き)
L:1.1mH    Z:1.5kΩ -23dB   コア:H5C2(単純巻き)
考察
 これまでCMF(コモンモードフィルター)としてはインダクタンスの値が大きいとコモンモード減衰量が大きくなるものと想定していました。
CMFの製作は使用する周波数でインピーダンスZが高くなる様にコア材と巻き方を選択します。インピーダンスZが高いほどコモンモード減衰が大きく、CMFによるインターフェアー(RFI,EMC)阻止が有効となるのです。

【追記】
 AA30アンテナアナライザーは数nH~100μHまでがインダクタンスの測定範囲であると取説に書いてありました。そこでCMF 1.1mHにおけるAA30のインピーダンス値1.5kΩは測定範囲外かと疑問をもったので、スペアナにて1-30MHzの減衰量を測定してみました。
Cmf_11mh
                            CMF 1.1mHの減衰特性

スペアナ測定 -23dB、
AA30測定 -23dBと同程度の減衰量でした・・・ほっ!?!

2018年3月21日 (水)

USBケーブル一本のDigital Mode Interface Part3

 USBケーブル一本のDigital Mode Interface Part3ではN1MM Logger+のセッテング及びIC-7610トランシーバー側のUSB仕様のセッテングついて記します。
(USBケーブル一本のDigital Mode Interface Part1ではUSBドライバーのダウンロードやインストール方法、JTDX(WSJT-x)へのセッテングについて、USBケーブル一本のDigital Mode Interface Part2ではMMTTYやDigitalSound CWへのセッテングについて記してます)

MN1MM Logger+のUSB接続のセッテングについて
 ここではN1MM Logger+で運用されている事を前提にしてセッテングの様子を記します。
COMナンバーについて、ICOMホームページよりIC-7610グループのドライバーをダウンロードしてインストールします。
PCとIC-7610トランシーバーをUSBケーブル一本(USB Aオス-Bオス)で接続し、トランシーバーの電源をONにします。
PCのデバイスマネージャーを開き、下記のポート(COMとLTP)からナンバー確認すると、こちらではCOM6COM7の表示でした。
Com_port_3

CWコンテストを立ち上げてある場合』

Config→Configure Ports,Mode Control,Audio,Other...をクリックする。
N1mm_config_cw_1

Configurer→Hardware→PortはCOM6,RadioはNone,Digi,CWOtherにチェックを入れ、SetをクリックしてCOM6 DetalisのDTRはCW,RTSはPTTとしてOKとする。
Configurer_hardware_2

次に、Configurer→Hardware→PortはCOM7,RadioはIC-7600、SetをクリックしてCOM7 DetalisのSpeedは19200,DTRはAlways off,RTSはAlways off、Icom code(hex) 7AそしてPTT via Radio Commanddigital Modeにチェックを入れOKとする。
追記
WSJT-xのRigにIC-7610が追加されたので、Configurer→Hardware→PortはCOM7,RadioはIC-7610、SetをクリックしてCOM7 DetalisのSpeedは19200,DTRはAlways off,RTSはAlways off、Icom code(hex) 98、そしてPTT via Radio Commanddigital Modeにチェックを入れOKとする。
Configurer_hardware_2_2
*** Radio「IC-7600」とSetしてあるのは他のアプリFT8運用のWSJT-xに「IC-7610」が不登録のため、CAT(CI-V)のドライバーが同族の「IC-7600」としてCI-Vコードを98h→7AhへIC-7610側で変更してIcom code 7Aとしています ***
追記
WSJT-xのRigにIC-7610が追加されたので、Radio「IC-7610」へセット、CI-Vコードは7Ah→98とします。

 IC-7610トランシーバー側のUSB SEND/キーニングのセッテングについては下図の通りです。
Usb_setting_cw_ic7610

 以上、N1MM Logger+に於いてUSB:ケーブル一本でCWインターフェースする場合のセッテングについて記しました。
相手コールサインを入力し、KeyBoard F2キーを押すとCWでIC-7610トランシーバーから、コンテストナンバー等が送信されます。
Call_input
 
 自局のコールサインやコンテストナンバーはN1MM Logger+に事前に入力しておく必要があります。そしてCWのキーニングスピードやLoggingもN1MM Logger+のアプリ操作でコンテストを運用しています。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
RTTY(FSK) コンテストを立ち上げてある場合』
 こちらのN1MM Logger+1のRTTYはMMTTYをRTTY Engineとして下図のように配置し、EXT FSKでキーニングさせてます。
N1mm_rttty_op

 USBケーブル一本によるRTTYセッテングのConfigやHardware→Port「COM6」,Port「COM7」については、CWセッテング時を変更する必要がありません。

PC画面の下のエクスプローラーにN1MM Logger+を立ち上げると、並んでEXT FSKが表示されます。これをクリックしてEXTFSK画面でPortはCOM6を選択し、FSK outputはDTR、PTT outputはRTSとセットしてEXTFSK画面を矢印をクリックし閉じます。
Ext_fsk_exp
Ext_fsk_set

下図RTTY Engineの「オプション」→「設定画面」→「送信」→Radio CommandをチェックしてOKをクリックして下さい。
追記
WSJT-xのRigにIC-7610が追加されたので、下図のRadio CommandのCommands Init IC-7610 xx=98とセットしてOKをクリックします。
Radio_command

下図Sound CardのセッテングをRealtek High Defintion→USB Audio CODECへチェックし、OKとする。
Sound_card_set


IC-7610トランシーバー側のUSB SEND/キーニングのセッテングについては下図の通りです。
Usb_key_rtty_2

 以上のセッテングでN1MM Logger+のRTTYコンテストをUSBケーブル一本のインターフェースで楽しめています。
RTTYなどをデジタル信号でデコードするので、ミスプリントが少ない気がしています。1kW運用時はRFカブリによるものか、送信誤動作が発生する事もありパッチンコァーをIC-7610側に3個、PC側に3個挟みRFI対策して運用しています。

2018年3月12日 (月)

DXCC 160m 受賞

 アマチュア無線局を開局して短波帯で世界と交信するのが少年時代からの夢でした。マイホームを購入する際は田圃一枚(300坪)程度の広さと、アース条件の良好な場所をと考えていました。その目的は160m Bandのアンテナを展開し、他のBandと共にDX交信を楽しむ無線三昧と自給自足の晴耕雨読でした。

 夢は夢、現在アンテナを展開している土地は100坪弱、ここに大小2基のタワーを建立し160m Bandのアンテナはタワードライブのシャントフィード(リモートチューン+トランスマッチ)、このアンテナで100エンティティを目標に2011年からARRL「DXCC 160m」のアワード取得に取り組んできました。
2017年の暮れにデジタルニューモード FT8の運用効果もあって、100エンティティを超えてDXCC 160mのアワードが申請出来ました。
結果、申請ミスもあってやっと3月12日にARRL DXCCより「DXCC 160m」2017年12月28日付けの賞状を受け取りました。
160m_dxcc

 このARRL DXCCアワードはこれで完了ではなく、世界には現在340エンティティがあり、160m Bandで340エンティティ全てと交信するには現状の無線設備では不可能に近い目標でもあります。
現在、DXCCは104エンティティではありますが、少しづつ増やす事を楽しみに健康で生涯DX交信に取り組みたいと願っています。

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